猫が鳴くのは何故?鳴き声の意味!

猫は何故鳴いているんでしょう? 猫のしぐさ

ペットの猫がこちらの方を見ながらニャーニャー鳴いて近づいてくるのは何とも愛らしいですね。
ところで猫はどうして鳴くんでしょうか。

猫は人がいないときは鳴きません。
(猫同士、あるいは他の動物と喧嘩するときは鳴くんでしょうが、そのときは鳴くと言うよりギャーッと叫んでます。)
ということは、猫は飼い主になにかを訴えているんです。
しかし、何が言いたいのかはっきりとは分からないのが飼い主にとってはつらい。
ここでは我が家の愛猫(はな)との交流から「こんな鳴き声のときはこんなことを言っているんじゃ?」と思われることを書いていきます。

「ニャ~」と鳴くとき

猫の鳴き声で一番オーソドックスな鳴き方ですね。
猫がニャ~と鳴くときは、ほとんどが飼い主に何かを訴えているときです。
キッチンで鳴くときは「ごはんちょうだい」、ドアのそばで鳴くときは「外に出たいよ~」など、
そのときどきで訴えていることは違いますが鳴き声は同じです。
エサをあげようとエサの袋を手にしただけでソワソワし始めますし、ドアを開けてあげるとダッシュで外に出ていきます。
「ニャ~」と鳴いたらそのときのシチュエーションによって何を望んでいるのか考えてあげるようにしています。

「ニャ~~~」と長く鳴くとき

座椅子で足を投げ出してテレビを観ていると、我が家の猫はお腹の上に乗ってきて寝てしまいます。

私のお腹の上で寝る我が家の飼い猫(はなちゃん)


5キロくらいのものがお腹に乗っているのですから30分もすると苦しくなってきます。

なので猫を抱き上げて下に降ろすと「ニャ~~~」と長く鳴いてこちらをにらみつけます。

このとき猫は「せっかく気持ちよくしてるのに、何するんだ」と思っていることでしょう。
このように普通より長く鳴くときは快適な状況を邪魔されたことによる不満で鳴いているのだと思います。
なぜなら、下に降ろしてもまたすぐにお腹に乗ってきて寝てしまうからです。

「ニャッ」と短く鳴くとき

朝起きて初めて猫ちゃんと顔を合わせたとき、たまに「ニャッ」と短く鳴くことがあります。
あと、テレビを見たりしてくつろいでいるときに近くに寄ってきてこの声で鳴くことがあります。
「ニャッ」鳴いたあとは何事もなかったように座ってたりしますから、これは飼い主に対する挨拶なのではないかと思います。
そう思ってこの声で鳴かれても特に何もすることはありません。

「コルコルコルッ」「クルクルクルッ」と鳴くとき

何とも表現しにくい鳴き声なんですが、喉の少し奥のほうから出てくるこもったような鳴き声です。
うちの飼い猫は外に出たがりで、飼い主の目を盗んでなんとか外に出ようとします。
裏口のドアの後ろに身構えていて、家の人が外から入ろうとドアを少し開けただけでこの鳴き声を出して飛び出してきます。
うちでは飼い猫が頻繁に外に出るのを嫌うので、この鳴き声は「やったー でもちょっと申し訳ない」という気持ちではないでしょうか。
外に出たあともバツの悪そうな顔してますからね。
そしてその後は裏の畑で好き放題してます。
たまに植えたばかりの野菜の苗をダメにしちゃいます。

人の性格がいろいろあるように猫の鳴き声もこう鳴いたときはこんなことを思っている、ということは一概に言えないと思います。
今飼っている猫の前に飼っていた猫はあまり鳴きませんでしたしね。
だけど鳴くときには何か理由があるはずです。
猫と暮らしながらその理由を考えるのも楽しいですよ。

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